日曜日に神奈川県小田原市にあります、あきさわ園さんにて「下中玉ねぎ」の植え付けに行ってまいりました!
今回は耕作放棄地と呼ばれるような使われていない土地を農地に変える活動をしている、東京大学農学部のアグリアンさん達がこの美味しい地玉ねぎを守ろうというご提案をイタリア料理協会にいただき、ご縁があって私達も一緒に参加させていただきました。
この下中玉ねぎが作られる、小田原市東部の下中地区は知る人ぞ知る玉ねぎの産地です。昼夜の寒暖差や相模湾から吹き付ける海風と言った気候条件。畑の土壌は、地元畜産農家が育てている牛糞堆肥をふんだんに使用し有機質をたっぷりと含んでいます。この二つの環境が甘くて美味しい地玉ねぎ「下中玉ねぎ」を作り上げます。
また下中玉ねぎは辛味が少なく甘くて柔らかいのが特徴。スライスしてそのまま生でサラダにして食べられますし、火を通せばより一層甘みが増し濃厚な旨味と果汁が口の中で広がります。
この日は、天候にも恵まれ、自然豊かな景色と綺麗な空気を感じながら、あきさわ園の方々とお店のスタッフ、東京大学農学部のアグリアンさん達と一緒に3時間で1万本の苗を植え付けしました。
今回植えた玉ねぎ達は冬を越えて5月上旬に甘くてジューシーな玉ねぎになり収穫します。私たちが植えた玉ねぎがどのようにシェフ佐藤によって料理されるのかとても楽しみですね。
お忙しい中貴重な体験をさせて頂きました、あきさわ園さん並びに東京大学農学部の皆様、本当にありがとうございました。