「Casals del Giglio」メーカーズディナー大盛況でした!

Casale del Giglio メーカーズディナー大盛況でした!

先日ラツィオ州のワイナリー「Casale del Giglio」のアジアマーケティングマネージャー、リンダさんにお越し頂き、メーカーズディナーを開催致しました。


Casale del Giglio」は1968年に首都ローマから南に約50kmのアグロ・ポンティーノに設立。海に近く日照量が豊富で水捌けの良い砂質に粘土、火山性で構成された土壌でブドウを栽培しています。この地に適したブドウを見つける為に約60品種の国内外のブドウ品種を栽培する事からスタート。現在は約23種類のワインを造っており、今ではラツィオ州を代表するワイナリーの一つです。

シェフ佐藤は「Casale del Giglio」からローマの古代遺跡が出てきた事から、古代ローマ時代の料理本「アピキウスの料理帖」から引用した料理に加え、クリマ ディ トスカーナのエッセンスを付加した料理を仕立てました。ワインと料理とのアッビナメントに皆様堪能して頂き、リンダさんも大変喜んで頂きました。


全てのワイン・料理との組み合わせも素晴らしかったですが、特に反響が良かったのは「Matidia(マティディア)」と宮崎黒豚肩ロースとの合わせた1品でした。 土着品種の「チェザネーゼ」を10月頃まで熟させ、大樽で12ヶ月熟成。ブラックチェリーやカシス、クローブの様なスパイス香が広がります。味わいは凝縮感のある果実味に上品な酸味、柔らかいタンニンが余韻に長く続きます。料理はアピキウスのリチェッタを引用し、5種類のスパイスを効かせた深みのある赤ワインソースに黒豚肩ロースのジューシーさが相俟って、ワインと料理との相性抜群で、皆様の感嘆の言葉が行き交いました。

なんといっても大本命の「Mater Matuta(マテル マトゥータ」とランド産小鳩のローストとの組み合わせは圧巻で、その時の店内の雰囲気は最高潮に達していました。


お忙しい中企画・提案・通訳をして頂きましたメモスの皆様、本当にありがとうございます。これからもイタリアの歴史や風土、文化をクリマ ディ トスカーナから発信して皆様に伝えて参ります!

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