トスカーナの新進気鋭ワイナリー「Caiarossa(カイアロッサ)」のワイン会を開催しました!
昨夜、エクスポートマネージャーのダニエレ氏をお招きしたワイン会を開催致しました。今回はインポーターからの紹介で来店されたお客様のイベントでした。
1998年に設立したCaiarossa。ワイナリーは、トスカーナ州ピサ南部、ティレニア海を見下ろす周りを森で囲まれたリパルベッラの丘陵地にあります。オーナーはなんと、ボルドーのマルゴー村にある特級格付けワイン「シャトー ジスクール」と「シャトー デュ テルトル」を持つ、『エリック アルバイダイエルヘルスマ』氏です。
ボルゲリの北部にあたる恵まれた環境にある為、サンジョヴェーゼと国際品種の10種類のブドウ(メルロー、カベルネフラン、カベルネソーヴィニョン、プティヴェルド、シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル、シャルドネ、ヴィオニエ、プティマンサン)を全てビオディナミ農法で栽培してます。土壌の性質によって区画を分けて栽培。また醸造時には品種毎だけでなく、区画ごとに発酵や熟成のタンクを分けています。
全てのヴィンテージ毎にセパージュを細かく変えており、毎ヴィンテージ一貫したエレガントな味わいになるようにエノロゴ(醸造)チームが努力しています。
昨夜のワインのラインナップは以下の通りです。
・Caiarossa Bianco / 2020
・Pergolaia Toscana / 2019
・Aria di Caiarossa / 2019
・Caiarossa Toscana / 2016
・Essenzia magnum / 2019
・Oro di Caiarossa / 2020
合わせた料理は下記の通りです。
始まりの一皿「クレーマ ディ ファジョッリ(白インゲン豆のピューレスープ、北海道のホタテと手打ちパスタマルタリアーティ)。」
前菜「ハリイカと赤ラッキョウ、豊水。」
パスタ① 「リゾット 長谷川自然牧場熟成豚のサルシッチャとカルチョーフィ。」
パスタ② 「ムジェッロ風カペレッティ(帽子型のラヴィオリにジャガイモのピューレ詰め)、短角牛ラグーにポルチーニ茸を加えた秋のパスタ。」
メイン① 「猪の内蔵たち アグレストデルキャンティ(若いブドウ果汁の甘酸っぱいソース)松茸」
メイン② 「蝦夷鹿 おおまさり ゴルゴンゾーラ(甘味の強い落花生とゴルゴンゾーラチーズのソース。)」
ドルチェ 「カスタニャッチョ ハチミツ スパイスジェラート」
今回の大本命はEssenzia(エッセンツィア)です。まだイタリアでも商品化されていないワインを特別に持ってきてくれました。ダニエレ氏も「ボトリングされてからはまだ飲んでないんだ」と言っていました。2020年ヴィンテージは【プティヴェルド100%】ですが、年によってブドウ品種が異なるそうです。また、毎年ではなく生産者が納得のいくブドウが出来た年のみしか生産しないという稀有なワインを皆様堪能して頂きました。
2020年ながらフレッシュ感はありながら、力強い果実味と滑らかなタンニン、上品でエレガントな酸味が味わい全体をまとめてくれます。
合わせた料理が蝦夷鹿 おおまさりとゴルゴンゾーラのソースです。Essenziaが鹿の味わいとおおまさりのソースを更に引き立たせてくれる素晴らしいアッビナメントに、ダニエレ氏をはじめ参加者皆様大変喜んで頂きました。
この様な素晴らしい機会を頂いたパシフィック洋行の皆様、本当にありがとうございます。
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